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所蔵作品紹介その3
 
 
化石の森
化石の森

高橋節郎は、心に浮かぶイメージを抽象化した立体作品を数多く手がけています。それらは乾漆という技法によってつくられています。乾漆とは、粘土や石膏等で作った型の上に漆で麻布を貼って形をつくり、これを素地としてさらに漆を塗り重ねていくものです。
麻布を漆で固めた後に型を抜きとるものを脱乾漆といいますが、高橋の立体作品の多くは木心(芯)乾漆で作られています。これは、木でおおよその形を作り、その上から木屎漆(漆に細かい植物繊維を混ぜたもの)で肉付けし、微妙な造形を表す方法です。

 
朝霧
朝霧

高橋節郎は故郷の山々や京都、奈良などの風景を潤いある墨彩画で描き出し、漆芸とは異なる世界を築き上げました。
彼は、大学生の頃に見た下村観山や横山大観の作品に感銘を受け、それ以後墨画の魅力にとりつかれたそうです。
墨一色ではなく、鮮やかな色彩を用いて四季折々の風景を表す墨彩画の制作は、彼のライフワークにもなっています。

 
踊り(タンゴ)
踊り(タンゴ)
高橋はインクの代わりに漆を使った独自の版画を手がけてきました。
漆特有の色彩を活かして刷る漆版画は、まず生漆、色漆を溶剤で薄めガラス板の上に模様を描き、ここに紙を置いて版画の背景を刷ります。 
次に、木や厚紙で作っておいた凹板に黒漆や色漆を塗って、先に刷った背景の上から重ねて刷りあげるというものです。
基本的に背景は一枚一枚異なることから一工程につき一枚の版画しか刷ることはできません。
 
クラフト
クラフト
第二次世界大戦後、美術と産業の狭間で新しい表現と役割を求めて模索していた工芸界では、いわゆる“クラフト”ブームが起こりました。その一つである創作工芸協会は、昭和27年(1952年)に結成され、「工芸的素材を以って自由な創造をめざすと共に産業工芸に於けるデザインの水準を高める」ことを追究しました。
メンバーは高橋節郎、芳武茂介、蓮田修吾郎、佐治賢使、佐藤潤四郎、小杉二郎ら10人で、同会の展覧会では“産業工芸”のあり方を重視し、各々スポンサーをたてて出品。高橋は株式会社ドラムカン製作所の協力を得、ドラムカンを作った後の残りの鉄板を型抜きして、塗料を焼付けし、銘々皿や灰皿を制作しました。
また、草月流との提携により木製花器などのデザインも手掛けました。
 
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